子どもの冷えと成長の関係

子どもの冷えと成長の関係

「子どもは風の子」とよく言われていましたが、現代の子どもたちには当てはまらなくなってきているかもしれません。

お子さまの手足が冷たい、体調を崩しやすい、集中力が続かない、などの症状は「冷え」が原因かも。
成長期にとって冷えは大敵!
そのまま放置すると、免疫力の低下や発育への影響も考えられます。


なぜ現代の子どもは冷えやすいのか?

昔の子どもは外で遊ぶ機会が多く、自然と体温調節機能が鍛えられていました。しかし、今は室内遊びが増え、冷暖房の効いた環境で過ごす時間が長くなり、運動不足や筋肉量の低下によって「冷えやすい身体」になっている子どもが増えています。

 

運動不足

スマートフォンやゲーム機の普及により、外遊びや運動の時間が減少。筋肉量が不足することで、熱を生み出す力が弱まります。

冷暖房の影響

夏場の冷房や冬場の暖房が過度に聞いている室内環境が、体温調節機能を弱めてしまいます。そのため、エアコンの効いた部屋ばかりにいると冷えやすい身体に。

 

食生活の乱れ

ジュースなどの冷たい飲み物やアイス、ジャンクフードなどは身体を冷やしやすい食品です。好き嫌いが多く偏った食事、インスタント食品が多い食事は栄養バランスが崩れ、身体を冷やしやすくします。

 

薄着やファッションの影響

季節に合わない服装や薄着が、体温を奪う原因に。

 

睡眠不足・ストレス

夜更かしやストレスなどによる生活リズムの乱れが、自律神経の働きを低下させ冷えを助長させます。


子どもの冷えがもたらす影響


✔ 免疫力の低下(風邪をひきやすい)

✔ 消化不良・便秘・食欲不振

✔ 疲れやすい・集中力の低下

✔ イライラ・落ち込みやすいなどの心の不調

✔ 成長ホルモンの分泌が乱れ、発育への影響


子どもの冷えを防ぐには?

子どもの冷え対策には、以下の6つのポイントを意識してみましょう。

①適度な運動

外遊びやスポーツを通じて筋肉を増やし、基礎代謝を上げる。ストレッチや軽い体操などもおすすめです。血流がアップして身体がぽかぽかに。

②身体を温める食事

温かいスープや煮物、根菜類(にんじん、大根、カボチャなど)を積極的に摂り入れる。冷たい飲み物はほどほどに、常温または温かい飲み物を積極的に選びましょう。

③体温調節をサポートする服装

季節やお子さまに合った適切な服装を心がけましょう。靴下や腹巻で足元やお腹を温めることが効果的です。また「汗冷え」の対策のためにも、汗をかいたら着替える習慣も重要です。

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④睡眠リズムを整る

夜更かしを避け、十分な睡眠時間を確保できるよう意識してみてください。休日もなるべく同じように起床・就寝するようにすると、睡眠リズムが整います。

⑤エアコンの使い方を見直す

冬場・夏場ともに部屋の温度設定を適切に。夏場は特に、冷風が直接あたらないよう気をつけてみてください。夏の冷えが冬の体調不良に繋がるので、お子さまの体調に合わせて、薄手の羽織ものやブランケットで夏の冷え対策を。

⑥マッサージやお風呂の習慣

マッサージはお子様とのスキンシップにもなるのでおすすめ!足先や手を軽くマッサージすると血流を促します。お風呂では湯船に浸かる習慣を。お風呂上りには、湯冷めしないよう腹巻や靴下などを活用して保温を忘れずに。


冷えは身体の不調だけでなく、心にも影響を及ぼすことがあります。
子どもの冷えは見過ごされがちですが、ちょっとした生活習慣の改善で大きく変わります。
さまざまな冷え対策方法がありますが、ストレスをためないことが「冷えない身体」へのいちばんの近道。お子さまに合った方法で成長期の体をしっかり温め、元気いっぱいの毎日をサポートしましょう!

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