腹巻は、鎌倉時代の簡単な鎧である
腹当から進化したという説があります。
体を守るという意味では、
現代でも継承されています。
雷が鳴ったらへそを隠す
(雷様がおへそを取りに来る)
といった事を耳にしたことが
あるのではないでしょうか。
ただの風邪が命取りだった時代、夏場突然の雷雨で
急に気温が下がったとき、薄着をしている子どもが
お腹を冷やさないよう「雷様がおへそを取りに来る」
と言って体調管理をさせたことが、
この迷信の由来のひとつだと言われています。
体を守るということ、それはまず“おなか”から。