
「あまべ藍」ってなに?海と山に育まれた、素肌と心にやさしい藍染めのはなし
海と山に囲まれた町で生まれた、やさしい藍。
藍染といえば、徳島県。
その中でも県南に位置する海陽町(かいようちょう)という田舎町で、waffle haramakiは独自開発した藍染「あまべ藍」を使った製品を手がけています。
私たちは「肌着は第二の皮膚」という考えのもと、肌にも環境にも負担の少ないものづくりを大切にしてきました。
「藍」を“染料”ではなく“ハーブ”としてとらえる

古くから、藍は抗菌・消臭・防虫・保湿など、多くの効能を持つとされ、産着や肌着にも使われてきました。
waffle haramakiでは、そんな藍の植物としての力(ハーブとしての力)に着目し、肌に寄り添う染めを研究。たどり着いたのが独自開発した「海部藍®(あまべあい)」という染色方法です。
(海部藍 商標登録 第5455509号)
水も空気も澄んだ、理想的な環境

あまべ藍が育つのは、農薬や除草剤を使わない土壌と、全国有数の清流「海部川」からの伏流水を活かした恵まれた土地。
そんな自然の力を借りて、職人の手で一点ずつ丁寧に染められる布たちには、やさしさと力強さが宿ります。
淡い中に、深さを感じる「呼吸するような色」
あまべ藍の色は、空や海を思わせるような淡く、奥行きのあるニュアンスブルー。
色が呼吸するようにゆっくりと変化していく様子は、日々の自分自身の心や体にもそっと寄り添ってくれるようです。
機能性とサステナビリティも両立
藍染には、以下のような天然のチカラがあります。
- 抗菌・防臭
- 消炎作用
- UVカット(紫外線遮断率98.6%)
- 保温・保湿
- 防虫効果(クローゼット内でも活躍!)
- 生地強化(繊維を丈夫にし、永く愛用できます)
役目を終えた染料も、畑の肥料として循環利用。環境にやさしい染めとして、暮らしの一部に取り入れやすいのも魅力です。
日々のインナーに「想い」を重ねる選択を
waffle haramakiの藍染シリーズは、心と体、そして暮らしをゆるやかにつなぐ存在です。
藍の持つ自然なやさしさと、美しさと、清らかさ。
その一枚には、「ただの色」ではない物語と想いが込められています。