
エクリュカラーの魅力と、心にそっと寄り添う存在感。
真っ白でもなく、ベージュほど主張しない。
そのあいだにあるような、ふんわりとした色合い。
それが「エクリュ」。
最近ではインテリアやファッションでよく見かけるようになりましたが、気づくと、私たちはこの色に惹かれているように感じます。
どこか落ち着いていて、そっと暮らしに溶け込むようなやさしさ。
今日はそんな“エクリュ”という色に宿る魅力を、あらためて見つめてみます。
エクリュってどんな色?
「Ecru(エクリュ)」は、フランス語で“未漂白”という意味。
つまり「自然のままの色」「生成り色」のことを指します。
漂白されていない、綿や麻の素材そのもののような色。
だからこそナチュラルで素朴で、どこか安心するニュアンスを持っています。
ファッションの世界では「抜け感のあるカラー」として親しまれ、インテリアでは「余白」や「空気感」を演出する色としても愛されているんです。
心と体に、静かなやさしさをくれる色。
エクリュのような自然な色には、心理的にも“整える”効果があるとされています。
たとえば、真っ白は清潔感がある一方で、少し緊張感を与えることもあります。
茶色は安心感を与えてくれますが、時には重たく感じることも。
その中間にあるエクリュは「柔らかさ」と「清潔感」、「温もり」と「軽やかさ」のちょうどいいバランス。
それが、私たちの“心の呼吸”をそっと整えてくれるんです。
何かをがんばった日、ちょっと疲れている朝、何も予定を入れない休日に…自然と手が伸びる、そんな存在。
肌に一番近いところだから、色にもやさしさを。
私たちのwaffle haramakiにもエクリュのカラーがあります。
ふわっとしたワッフル生地と、素肌にすっとなじむ色。
身につけた瞬間「あ、今日ちょっと自分にやさしくできそう」
そんなふうに思えるのは、きっとこの色の持つ力もあるはずです。
エクリュカラーは、シンプルな生成りのシャツやナチュラル素材のワンピース、透け感のある素材の魅せるインナーとしても相性抜群。
着ているだけでやさしい気持ちになれるのも、この色ならでは。
“選びたくなる”には、ちゃんと理由がある。
エクリュは、主張しないのに印象に残る色。
目立たないのに、なんだか惹かれてしまう。
きっとそれは、日々をがんばるわたしたちにとって“抜け感”とか“余白”のようなものをくれるから。
「ちゃんとしなきゃ」と肩に力が入りがちな日々の中で、そっと「そのままで大丈夫だよ」と寄り添ってくれる色。
エクリュカラーのアイテムは、そんな自分をいたわる時間にそっと彩りを添えてくれる存在です