深部体温が下がるとどうなる?冷え・眠り・めぐりの関係
はじめに

しっかり寝ているはずなのに、朝からだるい、疲れが残っている。
そんな感覚が続くとき、関係しているのが深部体温です。
深部体温とは、内臓や筋肉など、体の中心部の温度のこと。
この温度が安定しているかどうかが、眠り・回復・めぐりに大きく関わっています。
深部体温とは?表面体温との違い

体の奥の温度が、調子を左右する
深部体温は、体の内部の温度を指します。
健康的な状態では、およそ37℃前後に保たれています。
一方、手足や皮膚表面の温度は「表面体温」。
外気や服装の影響を受けやすく、深部体温とは別に変動します。
表面が温かくても、深部体温が下がっていることは珍しくありません。
深部体温が下がると起こること

眠りが浅く、回復しにくくなる
人は眠りに入るとき、一度深部体温を下げることで眠気が高まります。
しかし、もともとの深部体温が低い状態では、このリズムがうまく働きません。
結果として、
- 寝つきが悪い
- 夜中に目が覚める
- 朝スッキリ起きられない
といった状態につながります。
自律神経が切り替わりにくくなる
深部体温の調整は、自律神経が担っています。
体が冷えていると、交感神経が優位になりやすく、リラックスモードに入りにくくなります。
その結果、
- 休んでいるのに緊張が抜けない
- 常に浅い疲れが残る
といった感覚が生まれやすくなります。
めぐりが滞り、冷えを感じやすくなる
深部体温が低いと、血流やリンパの流れが滞りやすくなります。
その結果、
- お腹や腰が冷える
- 手足が冷えやすい
- むくみやすい
といった冷えの連鎖が起こります。
深部体温が下がりやすい人の特徴

体の中心が冷えやすい生活習慣
- 冷房の影響を受けやすい
- 薄着・締めつけのある服装
- 座りっぱなしの時間が長い
こうした習慣は、体の中心部を冷やしやすく、深部体温の低下につながります。
深部体温を整えるためにできること

眠る前に「中心」を温める
深部体温を整えるには、手足ではなくお腹・腰・骨盤まわりを温めることが大切です。
体の中心が温まると、自然とめぐりが整い、眠りへの切り替えもスムーズになります。
がんばらない温め習慣を続ける
- 締めつけない腹巻きを使う
- 冷えやすい時間帯に重ね着する
- 呼吸が深くなる姿勢を意識する
無理のない温めを続けることで、深部体温は少しずつ整っていきます。
まとめ|深部体温は、整いの土台

深部体温は、眠り・回復・めぐりの土台となるもの。
気合で上げるものではなく、日々の温もりの積み重ねで守るものです。
眠りが浅い、冷えが抜けないと感じたら、まずは体の奥に、そっと温もりを届けてみてください。