深部冷えとは?体の奥が冷えると不調が起きる理由
はじめに

手足は冷えていないのに、なんとなくだるい、疲れが抜けない、気分が落ち込みやすい。
そんな不調を感じるとき、実は「深部冷え」が関係していることがあります。
深部冷えとは、体の表面ではなく体の奥(内側)が冷えている状態。
目に見えにくく、気づきにくいからこそ、慢性的な不調につながりやすい冷えです。
深部冷えとは?表面の冷えとの違い

深部冷え=深部体温が下がっている状態
深部冷えとは、内臓や筋肉など、体の中心部の温度(深部体温)が低下している状態を指します。
一般的に、健康的な深部体温は約37℃前後。
この温度が保たれていることで、血流や代謝、自律神経のバランスが整います。
一方で深部体温が下がると、体はエネルギーを温存しようとし、めぐりが滞りやすくなります。
手足が温かくても冷えていることがある理由
「手足は冷えていない=冷え性ではない」と思われがちですが、深部冷えの場合、体は内側を守るため、表面を一時的に温めることがあります。
そのため、
- 手足は温かい
- でもお腹や腰が冷たい
- 体の芯がスースーする
といった感覚が起こります。
深部冷えが引き起こす不調とは

だるさ・疲れが取れない
深部体温が低い状態では、エネルギー消費がスムーズに行われず、慢性的な疲労感につながります。
「しっかり寝ても疲れが残る」という人は、実は深部冷えが隠れていることも。
自律神経の乱れ・気分の不調
体温調整と自律神経は密接に関係しています。
深部が冷えると、交感神経が優位になりやすく、リラックスしにくい状態に。
その結果、
- 気分が落ち込みやすい
- イライラしやすい
- 眠りが浅い
といった心の不調も起こりやすくなります。
めぐりの低下・女性特有の不調
深部冷えは血流の低下にもつながり、生理前後の不調やお腹・腰まわりの違和感を感じやすくなります。
特に、座りっぱなしの時間が長い人や、冷房・薄着が習慣化している人は要注意です。
深部冷えを整えるために見直したいポイント

体の「中心」を温める
深部冷え対策で大切なのは、手足ではなくお腹・腰・骨盤まわりといった体の中心部を温めること。
体の中心が温まることで、自然と全身に温かさが巡りやすくなります。
がんばりすぎない温め習慣
強い刺激や無理な温活ではなく、毎日続けられる「やさしい温め」が深部冷えには効果的です。
- 締めつけない腹巻きを取り入れる
- お腹を冷やさない服装を意識する
- 呼吸を深くする時間をつくる
こうした小さな積み重ねが、体を内側から整えてくれます。
まとめ|深部から温めるという選択

深部冷えは、気合や我慢で乗り切るものではありません。
体の奥にそっと温もりを届けることで、めぐりが整い、心までゆるんでいく。
表面だけではなく、「体の内側に目を向ける」ことが、冷えと上手に付き合う第一歩です。
今日のわたしは、どこを温めてあげたいでしょうか。