
身体の冷えが花粉症の引き金に?
一見関係がなさそうに見える花粉症と冷えですが、冷え性の方・体温が低い方は花粉症の症状が出やすくなるかもしれません。
冷えが花粉症を悪化させる理由
花粉症の主な原因は、スギやヒノキなどの花粉に対する免疫の過剰反応ですが、身体の冷えが症状を悪化させる要因に。
免疫バランスの乱れ
体温が低いと免疫細胞(特に白血球)の働きが鈍くなり、本来抑えられるはずの過剰なアレルギー反応が起こりやすくなる。
血流の低下
血行が悪いと鼻や喉の粘膜の防御機能が低下し、花粉の影響を受けやすくなる。
自律神経の不調
冷えが続くと自律神経が乱れ、鼻水やくしゃみといったアレルギー反応が過剰に出やすくなる。
腸内環境の悪化
体が冷えると腸の働きが低下し、免疫バランスを整える腸内細菌の活動が弱まることでアレルギー反応が強まる可能性がある。
乾燥肌
体の冷えによって体内の水分環境が悪化して乾燥が進み、乾燥肌がゆえに生じやすくなる静電気が花粉を引き寄せる。一度ついたら落ちにくい。
「乾燥肌」が花粉を引き寄せる
実は乾燥肌がゆえに生じやすくなる静電気。これが空気中のホコリやウイルスなど微粒子を引き寄せます。花粉も同様に引き寄せられてくっつきやすく、静電気でくっついたものはご存じの通り、落ちにくいのです。
上記で述べたように、身体の冷えが「乾燥肌」や「静電気」に関係しているのをご存じでしょうか。
「冷え」と「乾燥肌」と「静電気」の関係
冷えることで血のめぐりが滞り、体内の水分環境が悪化して乾燥が進んでしまいます。
静電気は適度な水分量があることで自然と放電されるのですが、肌が乾燥していると放電されずにどんどん溜まってしまうという悪循環に。
身体が冷えると・・・
肌の新陳代謝が滞り肌のターンオーバーが遅れてしまう
↓
角質層が厚くなる
↓
くすみやゴワつき、化粧水などの浸透力低下
↓
乾燥、静電気の蓄積
↓
花粉やホコリ・ウイルスを引き寄せる&落ちにくい
▼下記記事も併せてご覧ください。
Journal:身体を温めるというスキンケア
https://waffle-haramaki.com/blogs/column/onkatsu-uruou
花粉に負けないカラダづくり
7つの温活方法
①身体を温める食材(根菜や生姜・玉ねぎなど)を積極的に摂る
②こまめな水分補給(常温または温かい飲み物がおすすめ)
③軽い運動やストレッチ
④腸内環境を整える(発酵食品などを取り入れるのがおすすめ)
⑤バスタイムはシャワーで済まさず湯船に浸かる
⑥腹巻やレッグウォーマーなどで身体をあたためる
⑦ストレスを溜め込まない